ふとしたことをきっかけに、CBDを知り、「CBDってなんだ?」「大麻と関係している危ないものじゃないか?」と興味が湧き、そして今ではブログを書く私にとって、初めてこのようなイベントに来場することは、少々不安な気持ちもありました。決して若くはない私にとっては、おそらく「若い人しかいないイベントなんじゃないか?」「自分には場違いではないか?」など…、いろいろ頭を過ったことは言うまでもありません。結論から言うと、大変実りのある有意義な体験が出来ました。
この記事では、そんな決して若くはない私が、初めて来場した「CBDジャーニー & カナコン 2023」についてお話させていただきます。
(本ページはプロモーションが含まれています)
そもそもCBDジャーニー&カナコンとは
「CBD/ヘンプに関する日本最大の展示会 & カンファレンス」です。
Asabis株式会社が運営するコミュニティCBD部の、日本最大のCBD/ヘンプに関する体験型イベント「CBDジャーニー」と、一般社団法人 GREEN ZONE JAPANが主催するカンファレンス「カナコン 2023」が、渋谷ストリームホールで同時開催されました。ホール4~5Fは、スポンサー・パートナーブースになっており、およそ50社ほどが、CBD/ヘンプ関連企業の展示会、製品体験会や販売をされていました。6Fでは、CBD/ヘンプ関連領域の有識者によるプレゼンテーション, パネルディスカッションCBD/ヘンプ関連領域をテーマにした映画/動画の上映会などが開催されていました。
開催の目的は主に2つ
- CBDジャーニー: 出会いや対話の場をつくることで、CBD/ヘンプ産業を健全に盛り上げる
- カナコン: ヘンプ/医療大麻/産業大麻に関連する諸課題について学び、麻関連領域の可能性を模索する
過去開催実績
- CBDジャーニー Vol.4:2022年11月24日(木)に渋谷ストリームにて、CannaCon(カナコン)と同時開催されました。
- CBDジャーニー Vol.3:2022年3月24日〜4月20日の期間、日比谷花壇グループBurgersTokyoと連携して下北沢で開催されました。
- CBDジャーニー Vol.2:2021年12月18日(土),19(日)に渋谷the Hive Jinnanで開催されました。
- CBDジャーニー Vol.1:2021年8月8日(土)CBDの日に渋谷the Hive Jinnanで開催されました。
CBDジャーニーVol.1が開催された当時は、出展・協賛企業・パートナー企業が約30社で、150名程度だった規模が、CBDジャーニー Vol.4の去年には、出展・協賛企業・パートナー企業60社、来場者数1,500名以上に拡大し、参画企業数は倍に増え、来場者に至っては10倍となり、CBD市場がますます増大していることが分かりますね。果して、今年はどうだったのでしょうか?
各ブースで体験&購入
ホール4Fは、「WELLNESSフロア」になっており、およそ25ブースありました。
ホール4Fは、「CHILLフロア」で、およそ20ブースです。
そのなかで、体験&購入した製品をいくつかご紹介します。
株式会社CureBear Japan
こちらは、バーカウンターになっており、CBDを添加した各種ソフトドリンクとアルコール飲料が提供されていました。その中で私はジャスミンティー+CBDを注文しました。味は、普通のジャスミンティーのようにすっきりした味わいで、特に苦みなども感じずにおいしくいただきました。アメリカのお菓子(チョコレート)を数個サービスしてもらいましたが、若い男性の店員さんも、愛想も良く親切な対応をされていました。さらにLINEの友達登録で、「ChillBear +CBD 5%【60mg】アイスミント味」も無料でプレゼントしていただきました。
CureBear Japanより引用
使い捨てタイプのCBDべイプで、THCもニコチンも含まれておりません。
ミントの香りがスッキリしていて、気持ちをリフレッシュするときに最適だと思います。
思ったより煙も出ますし、吸いごたえもあり、喫煙者でも物足りなさは感じないかもしれません。
TOTONOUCBD
こちらのブースは、各種オイルやバームが展示、販売されており、その場でオイルやバームを実際に添付させていただきました。店員のお姉さまお二人がとても明るくアグレッシブな方々で、左の首元にオイル、右の首元にバームを摺りこまれ、私はなすがまま状態でしたが…。使用感は、ほのかな良い香りと、メンソールのようなクールな感触が肌に浸透していく感じでした。ひとことで言うと、「CBD版タイガーバーム」といった感じです。バームは3種類ありましたが、一番CBDの含有量が多い、「TOTONOUCBD KIWAMI」のミニサイズをお試し用に購入させていただきました。
余談ですが、お姉さまたちのおすすめは、以下の「bella アクアダムール CBD40mg/73ml デリケートゾーン用ローション」でした。「奥様にいかがですか?」などと下ネタを交えながら、満身の笑顔とともに勧められましたが、こちらは今回は見送ることを決断しました。興味のある方は、以下からご覧ください。
CANLIFE
このブースでは、水溶性CBDを含んだミネラルウォーターを試飲させていただきました。
見た目は白く濁ったカルピスのような状態ですが、無味無臭の市販のミネラルウォーターと変わりありませんでした。
CBDは脂溶性であり、油に溶かすのが基本ですが、こちらの会社では水溶性CBD原料を提供しているとのことです。
こちらでは、他に展示、販売されていた「cbd癒しaroma roll on」の4種類の中の、「Active Lime」を購入させていただきました。頭皮・ひたい・こめかみ・首筋・肩・手首・腕・足の裏・ふくらはぎなどに手軽に塗って使用できます。早速使用しましたが、柑橘系の香りがほのかに香り、匂いだけでも気分がリフレッシュされます。もちろんCBDも含有されています。
CANLIFEより引用
COREBi(コレビ)
こちらのブースでは、【 CBDドリンク 】 3本セット CBD10mg 青りんご+ローズヒップ CBD20mgマンゴー+カモミール CBD30mgザクロ+ラズベリーリーフ 各1本を購入しました。
味は、どのテイストも果実とハーブの香りを感じつつ、すっきりした飲みごごちです。100mlの小さめのボトルで手軽に摂取することができます。CBDをドリンクで飲みたい方にはおすすめです。
ABSENTE HEAVEN (アブサントヘヴン)
こちらは、その場で試飲させていただき、別にサンプルで1本いただきました。CBDは含有されていないということでしたが、ハーブの香りがかなり強い炭酸飲料です。市販のエナジードリンクは、比較的似たような味わいですが、このABSENTE HEAVEN (アブサントヘヴン)は、ひと味違います。冷やしてお風呂上りに飲みましたが、ハーブの強い香りがなんとも、心地よいリラックス感がもたらされました。市販のエナジードリンクに飽きた方は、是非お試しを!
ABSENTE HEAVEN (アブサントヘヴン) 250ml SIXPAC(250ml×6) 合法ハーブドリンクHEMP VALUE JAPAN 株式会社
こちらでは、バナナ味のプロテインシェイクを試飲させていただきました。ヘンプシードから抽出されたプロテインはとても飲みやすく、おいしくいただきました。情報経営イノベーション専門職大学がパートナーで経営に関わっているようで、若い男女の学生さんがブースに立っており、初々しかったですね。これからヘンプ業界を背負っていく人たちなんですね。
ASTRASANA(アストラサナ)
こちらのブースでは、アイソレート(単体カンナビノイド)、ディスティレート、非結晶ディスティレート、フルスペクトラムオイルのサンプルが展示されておりました。
すべての原料の匂いを嗅いでみましたが、アイソレートは無味無臭でした。他のディスティレート、非結晶ディスティレート、フルスペクトラムオイルは、かなり独特の匂いがします。大麻草の匂いと言われていますが、大麻草の匂いを嗅いだことがない私からすると、漢方か、または石油のような匂いに感じました。正直匂いと言うより、臭いと言った方が当てはまるかもしれません。いずれにしても、CBDの原料を生で見たり匂いを嗅ぐことができたことは貴重な体験でした。
ちなみにこのアストラサナ社は、英国、チェコスロバキア共和国、日本に3つの会社を持ち、本社をスイスに置く製薬・大麻企業であり世界の18カ国以上に製品を販売する企業です。CBDジャーニーでも、オフィシャルスポンサーに名を連ねています。
天津管麻(あまつすがそ)プロジェクト
こちらのブースは、他のブースとは一転「和」を感じる雰囲気、そしておいしそうなカヌレに目を引かれ立ち寄らせていただきました。
店員の方にお話を聞くと、三重県明和町は元々、大麻の栽培がさかんな土地だったということです。戦前の日本は、大麻の栽培、所持、使用を禁止する法律はなく、自由に大麻が栽培されていたようです。終戦後1948年GHQにより大麻取締法が制定されて以降、日本における大麻栽培は、ごく一部の免許を受けたものに限られ、年々衰退の一途を辿っていったということです。そんな中、三重県では今年予定の大麻取締法改正に先んじて、「産学官連携伊勢麻振興プロジェクト「天津菅麻(あまつすがそ)プロジェクト」~大麻でGX宣言~」をスタートさせました。
- 大麻草の在来種の保存、品種改良
- 麻生産技術、歴史・文化の継承
- 麻文化の継承と地域ブランディング
- 産業利用実験農場・施設を実証研究
- 新たな大麻産業の創造に関する取組
- 大麻でGX宣言(脱炭素先行地域)により明和町が取り組みを支援
三重県明和町では、大麻栽培を復活させるべく、このような取り組みについてご紹介いただきました。CBDとは切っても切れない大麻産業が、今後日本でも拡大していく可能性を感じました。
興味のある方は、上のリンクからご覧ください!
カヌレもとてもおいしかったですよ。
明和町のホームページは、こちらからご覧ください。
ローゼンバーグメディカル株式会社
こちらでは、SANARI CBD×CICAローション/エマルジョンを購入しました。
CBDに加え、CICAというツボクサのハーブから抽出した成分で、うるおいを与え肌本来の状態へと導くとのこと。美容大国の韓国から人気に火がつき、日本でも最近注目されているようです。
CBDの含有量を聞いてみましたが、企業秘密とのことでした。
ONE-INCH Ltd./株式会社ワンインチ
こちらのブースは、グミを試食させていただきました。お菓子で有名な味覚糖が製造したグレープ味のグミです。弾力がやや硬めでしたが、苦みを感じる方もいるようでしたが、私はさほど苦みは感じず普通においしかったです。グミは手軽に摂取することが出来ますし、CBD初心者にはおすすめです。
まとめ
この記事では以下について、お話させていただきました。
- CBDジャーニー&カナコンとは
- 各ブースでの体験&購入&商品紹介
CBDを知り、興味を持ち、ささやかにCBDのブログを開設させていただいている私にとっては、「CBDジャーニー&カナコン2023」を体験できたことは、普段は家にひきこもり、黙々と記事の作成作業と葛藤する私にとって、貴重な時間になりました。特に大麻産業にビジネスとして関わっている企業や関係者の方々の熱意を感じました。海外に比べると、まだまだ日本は法整備を含め、大麻やCBDの認知度はそれほど高くないとは思いますが、今後は必ずや成長してく分野だと感じました。このようなイベントがまた開催される機会があれば、決して若くなはい私ですがまた来場してみたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。