CBD(カンナビジオール)が不眠に効果がある4つの理由

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CBD(カンナビジオール)が不眠に効果があるとされる根拠には、いくつかの科学的研究があります。これまで何となく聞いたことはあるけど、実際本当にCBDが不眠に効果があるのかって思ったりしませんか?
この記事では、世界で進行中の研究を基に、CBDが不眠に効果がある4つの理由について解説します。
不眠に悩まされたり、睡眠の質が悪いと感じてる方はCBDを取り入れることでそんな悩みを解決する可能性があります。

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睡眠とエンドカンナビノイドシステム

エンドカンナビノイドシステム(ECS)は、体内の様々な生理プロセスを調節する役割を果たしています。これには睡眠サイクルの調節も含まれます。CBDがECSに作用することで、睡眠の質に影響を与える可能性があります。

睡眠とエンドカンナビノイドシステム(ECS)の関係については、近年の研究で注目されています。(ECS)は、カンナビノイド受容体、エンドカンナビノイド(体内で生成されるカンナビノイド)、およびこれらの化合物を合成・分解する酵素から構成される体内のシグナル伝達システムです。このシステムは、食欲、痛み感覚、気分、記憶、そして睡眠を含む多くの生理的プロセスの調節に関与しています。

また、(ECS)は睡眠サイクル、特にレム睡眠と非レム睡眠のバランスと維持に重要な役割を果たします。エンドカンナビノイドは、睡眠を促進する神経伝達物質の活動を調節することによって、このプロセスに影響を与えると考えられています。

非レム睡眠

エンドカンナビノイドシステム(ECS)は、特に非レム睡眠の深さと持続時間に影響を及ぼすことが示唆されています。非レム睡眠は、身体の回復、エネルギーの再充電、脳のデトックスに不可欠です。

レム睡眠

レム睡眠は、夢を見る睡眠段階であり、学習や記憶の固定に重要です。エンドカンナビノイドシステム(ECS)の活動は、この睡眠段階にも影響を及ぼす可能性があります。

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CBDの不安軽減効果と睡眠改善

CBDが不安を軽減する可能性があるという証拠の一つは、2019年に「The Permanente Journal」で公開された研究です。この研究では、不安を抱える成人に対してCBDを投与し、その影響を観察しました。研究結果によると、不安障害と睡眠障害を持つ72人の患者に対してCBDを投与した結果、睡眠スコアと不安スコアが大幅に改善されたことが報告されています。研究参加者の約79%が不安スコアが減少し、約66%が睡眠スコアが改善したと報告されています。
CBDを摂取した参加者の大多数が、治療の最初の月から不安レベルの顕著な減少を経験し、この効果は治療期間中安定して継続しました。

同じく「The Permanente Journal」に掲載されたこの研究は、CBDが睡眠パターンにも影響を及ぼすことを示しました。研究に参加した人々の中で、睡眠の質に悩んでいた人々は、CBDの摂取によって睡眠スコアが改善されることが見られました。具体的には、睡眠の質が向上し、夜間の覚醒回数が減少した参加者が多数報告されました。

CBDとREM睡眠行動障害

REM睡眠行動障害(RBD)とは、激しい夢を伴う障害で、患者が睡眠中に夢の内容を物理的に演じ出すことがあります。初期の研究では、CBDがRBDの症状を減少させる効果があることが示されています。

REM睡眠行動障害(RBD)は、睡眠中に生じる一種の障害で、通常は筋肉が弛緩する深い睡眠段階であるREM(Rapid Eye Movement)睡眠中に、患者が夢の内容を物理的に行動に移してしまう状態です。この障害は、患者自身や寝ているパートナーに怪我をさせる可能性があり、しばしば深刻な問題を引き起こします。

最近の研究では、CBDがREM睡眠行動障害(RBD)の症状にも影響を及ぼす可能性があることが示唆されています。CBDがRBDに与える効果についての研究はまだ始まったばかりで、限られたデータしかありませんが、初期の結果は有望です。

代表的な研究としては、以下の論文があります。
“Cannabidiol can improve complex sleep-related behaviours associated with rapid eye movement sleep behaviour disorder in Parkinson’s disease patients: a case series” (ジャーナル「Journal of Clinical Pharmacy and Therapeutics」2014年)、
この研究では、パーキンソン病患者におけるRBDの症状に対してCBDがどのような影響を与えるかが調査されました。パーキンソン病の患者はRBDを発症するリスクが高いとされています。研究では、CBDの使用によって、患者のRBDに関連する行動が顕著に減少したと報告されています。
このケースシリーズでは、CBDを使用した結果、RBDの症状が改善されたことが示されました。具体的には、夢を実際に行動に移す頻度の減少が報告されています。これは、CBDがREM睡眠中の筋肉の弛緩を促進することで、RBDの症状を軽減する可能性があることを示唆しています。

CBDの使用と深い睡眠フェーズ

一部の研究では、CBDが深い睡眠フェーズ、特にスローウェーブスリープ(SWS)フェーズを延長する効果があることが示唆されています。深い睡眠フェーズは、睡眠の質と全体的な回復に不可欠です。

CBDが深い睡眠フェーズを促進する可能性があるとされるのは、その抗不安効果やエンドカンナビノイドシステム(ECS)に対する作用によるものです。ECSは体内の様々な生理プロセスを調節する役割を持ち、その中には睡眠サイクルの調整も含まれます。CBDはこのシステムに作用することで、身体が深い睡眠フェーズに入りやすくなると考えられています。

具体的な研究論文については、2023年4月時点では、以下のような論文が存在しますが、CBDに関する研究は急速に進化しており、常に最新の研究結果を確認することが重要です。

  • Murillo-Rodríguez et al. の研究では、CBDがラットの睡眠サイクルに及ぼす影響を調査し、特にSWSフェーズの増加が見られたことが報告されています。この研究は、CBDがヒトの睡眠にも同様の効果を持つ可能性を示唆していますが、ヒトを対象とした直接的な研究は限られています。
  • Babson et al. によるレビュー論文では、CBDが睡眠障害を持つ個人の睡眠質の改善に役立つ可能性があることを示唆しています。このレビューは、CBDが不眠症治療に有用であることを支持する初期段階の証拠を提供していますが、より包括的な研究が必要であることを強調しています。

まとめ

この記事では、CBDが不眠症に対して有益である可能性がある以下の4つの重要な根拠をご紹介しました。

  • 睡眠とエンドカンナビノイドシステム
  • CBDの不安軽減効果と睡眠改善
  • CBDとREM睡眠行動障害
  • CBDの使用と深い睡眠フェーズ

エンドカンナビノイドシステムとの相互作用から不安軽減、REM睡眠行動障害への影響、そして深い睡眠フェーズの促進まで、CBDは睡眠の質を向上させる様々なメカニズムを有していることが示されています。しかし、CBDを睡眠改善のために利用する際は、品質の高い製品を選び、適切な用量を守ることが重要です。また、個人の健康状態や既存の治療との相互作用を考慮し、使用前には医療専門家との相談をお勧めします。最終的に、CBDがあなたの睡眠パターンにポジティブな影響を与えるかどうかは、個々の体験によって異なりますが、不眠に悩む多くの人々にとって希望の光となる可能性があることは確かです。

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