カンナビジオール(CBD)成分の元、大麻草の種類について解説!

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引用:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6225593/figure/f4/

大麻草は植物の一種であり、アサ科に属する植物の総称です。
さまざまな種類や品種が存在し、それぞれ異なる成分組成や特性を持っています。
その中でカンナビジオール(CBD)が抽出される主な3種類を以下にご紹介します。

  • カンナビス・サティバ(Cannabis Sativa)
  • カンナビス・インディカ(Cannabis Indica)
  • カンナビス・ルーデラリス(Cannabis Ruderalis)

CBDと大麻草についてご興味のある方は、是非ご一読ください。

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カンナビス・サティバ(Cannabis Sativa)

カンナビス・サティバは、主に暖かい気候地域で自生しています。高い植物体、細長い葉、細い葉柄などの特徴を持つ種です。この種は一般的にTHC(テトラヒドロカンナビノール)などのカンナビノイドを多く含むため、精神活性作用があります。また、繊維や種子など産業的な用途にも利用されることがあります。

植物の外観

カンナビス・サティバは、成長すると比較的背が高く、細長い葉を持つ特徴的な形態をしています。細長い植物体を持ちます。茎や葉は緑色で、葉の指の間には広い間隔があります。花穂は空間的に分散しており、花がバラバラに並ぶ傾向があります。全体的にスリムな印象を与えます。

葉の特徴

カンナビス・サティバの葉は細長く、複数の指状の小さな葉片が一列に並んでいます。この葉の形状は「セータリー」(serrated)と呼ばれる鋸歯状のエッジを持ちます。

花の形状

この種の花は、長く細い花穂を形成し、それに花が密に集まっています。花弁はごく小さく、花色はさまざまですが、鮮やかな赤やオレンジ、黄色の色合いが一般的です。

成長環境

カンナビス・サティバ(Cannabis Sativa)は、温暖な気候を好みます。長い成長期間が必要で、屋外で栽培される場合、夏の長い日光が必要です。

カンナビノイド含有量

一般的にTHC(テトラヒドロカンナビノール)などの精神活性カンナビノイドを比較的多く含みます。そのため、精神的な高揚感が得られることがあります。

効果

一般的にエネルギーを高め、クリエイティブな活動や社交的な場面に向いています。精神的な高揚感や集中力の向上が期待される一方、過剰摂取すると不安感やパラノイアを引き起こすことがあるため、注意が必要です。

化学組成

カンナビス・サティバの花は、通常、THCよりも多くのCBDを含む傾向があります。そのため、一般的にリラックス効果よりもクリアな頭脳的な効果をもたらすとされています。CBDの影響が強いため、身体的なリラクゼーションよりも心の集中や創造性をサポートする特性があります。

生育環境

暖かい気候や温暖な環境で最適に成長します。南方の地域や熱帯地域での栽培が一般的で、成長サイクルがカンナビス・インディカ(Cannabis Indica)に比べて長い特徴があります。

生理的効果

通常、クリエイティブな思考や創造性を促進するとされています。また、気分の高揚や集中力の向上、ソーシャルな活動の活性化など、心の活動をサポートする効果が期待されます。

医療応用

ストレスの軽減、抗うつ効果、クリエイティブな活動の刺激など、心の健康をサポートするために使用されています。また、集中力を高めることで、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの症状緩和にも寄与するとされています。

カンナビス・サティバはカンナビス・インディカと比較して異なる形態や化学組成を持ち、その特有の成長パターンやカンナビノイド含有量から、エネルギーを高める効果やクリエイティブな思考を促す効果があるとされ、医療や娯楽の両方で利用されることがあります。しかし、CBDとTHCの含有バランスや個々の遺伝子によって、効果には個人差があることを留意する必要があります。また法律によって規制されている地域もあるため、その利用には法的な制約を確認することが重要です。

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カンナビス・インディカ(Cannabis Indica)

カンナビス・インディカは、低くて太い植物体、広い葉、短い葉柄などの特徴を持つ種です。この種はTHCやCBD(カンナビジオール)などのカンナビノイドを多く含み、強力な鎮痛やリラックス効果を持つことで知られています。

形態と外観

カンナビス・サティバに比べて背が低く、茎が太くて堅固です。茎や葉は幅広く、暗い緑色をしており、全体的にコンパクトで疎らな印象を与えます。葉の間に密な花穂が形成されます。これにより、実際には密度の高い花が多くのTHCや他のカンナビノイドを含むことが特徴です。

葉の形状

幅広で大きく、指状の葉片が幾つかのセットで構成されています。葉のエッジは滑らかで、鋸歯状のセータリー(serrated)エッジを持つカンナビス・サティバの葉とは異なります。

花の特徴

この種の花は、密集した花穂を形成し、小さな花が集まっています。花弁は比較的大きく、花色は濃い紫や青、赤みがかった色合いが見られます。

成長環境

カンナビス・サティバに比べて寒冷な気候でも育ちやすい傾向があります。屋内栽培が一般的で、成長期間も短くて済みます。

カンナビノイド含有量

THCやCBDといったカンナビノイドを比較的多く含むことがあります。特にCBDの含有量が高い品種も存在します。そのため、身体的なリラクゼーションや睡眠調整の効果が強調されることがあります。

効果

カンナビス・インディカ(Cannabis Indica)の効果は、一般的に身体的なリラクゼーションや鎮静効果、痛みの緩和が強調されます。精神的な高揚感やクリエイティブな活動よりも、リラックスや眠気が主な効果です。

化学組成

一般的にCBDよりもTHCを多く含む傾向があります。そのためリラックスや鎮痛の効果を持つとされています。この特性は、CBDとTHCのバランスが偏っていることによるものです。

生育環境

寒冷な気候や高山地帯に適応しています。これは、ヒマラヤ地域などの寒冷な環境で自生することからも明らかです。比較的短い成長サイクルを持ち、室内でも比較的容易に栽培されることができます。

生理的効果

一般的にリラックスや鎮痛の効果をもたらすとされています。そのため、身体的なストレスや痛みの緩和に適しているとされています。また、睡眠の質を向上させるとも言われています。

医療応用

痛みや不眠症の管理、筋肉のリラクゼーション、ストレスの緩和、などの健康上の問題に対する医療応用に使用されています。その特性から、特に夜間の使用やリラックス効果を求める場面で有用とされています。ただし、個々の遺伝子や栽培方法により、効果にはばらつきがあることに留意する必要があります。また、法律によって制限されている地域もあるため、その利用には注意が必要です。

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カンナビス・ルーデラリス(Cannabis Ruderalis)

カンナビス・ルーデラリスは、大麻植物の主要な品種の一つです。サティバやインディカとは異なる特徴を持っています。この種についての学術的な情報は限られていますが、以下に基本的な特徴を説明します。

形態と外観

カンナビス・サティバやカンナビス・インディカと比べて小柄な植物で、背が低く、茎や葉も小さいため、一般的な大麻植物とは見た目が異なります。花穂も小さく、花の数が比較的少ない傾向があります。

花の特徴

花は一般的に小さく、密集した花穂を形成します。花弁は短く、花の中心に受粉部があります。花の色は一般的に淡い色合いです。

成長環境

寒冷な環境に適応しているため、北方の地域での栽培に向いています。また、自動開花(autoflowering)という特性を持っています。これは、光周期によらずに一定期間で自動的に花が咲くという意味です。これにより、他の種と異なり、光のサイクルを制御する必要が少ないとされます。自動開花の特性から、屋外栽培や屋内栽培の両方で比較的簡単に栽培することができます。

カンナビノイド含有量

他の主要な種に比べてTHCやCBDの含有量が低い傾向があります。そのため、精神的な高揚感や強い効果は期待しにくく、主に他の種と交配して新しい品種を作る際に利用されます。

生育環境

寒冷地や高緯度地域で自生することが多いです。また、この種は日長に対する感受性が低く、自然のサイクルによって花開きや収穫が行われる特徴があります。

栽培利用

自然のサイクルによって花開きが始まるため、特定の照明条件を必要としない「オートフラワリング」と呼ばれる栽培方法に適しています。これにより、カンナビス・ルーデラリスを栽培してCBDを取得するなどの用途が模索されています。

医療利用

小柄な植物で寒冷地や高緯度地域に生息する特徴を持つ大麻の種の一つです。CBDを含む製品の製造や医療応用が考えられています。ただし、この種に関する学術的な研究や情報は限られており、今後の研究が進むことでその特性や利用価値がより明らかになるかもしれません。

ハイブリッド

サティバとインディカ、ルーデラリス等の異なる種類を交配させて得られる品種です。それぞれの種の特徴を組み合わせたものです。ハイブリッドは、さまざまな形状、効果、成長特性を持ちます。栽培者が特定の目的に合わせて育てることができることから人気があります。以下に、ハイブリッド大麻の特徴について説明します。

遺伝的多様性

ハイブリッドは、サティバとインディカ、ルーデラリス等の遺伝的情報を組み合わせたものです。そのため多様性に富んでいます。これにより、さまざまな種類が存在しそれぞれ異なる特性を持っています。これにより、花の外観や香り、効果の強さなどが異なる品種が生まれることがあります。

カンナビノイドプロファイル

ハイブリッドのカンナビノイドプロファイルは、親種の影響を受けつつも独自のバリエーションを持っています。THCとCBDの含有量や比率は、ハイブリッドの効果や用途に影響を与えます。

効果と用途

ハイブリッドの効果は、交配された親種の特性によって決まります。例えば、サティバのエネルギー効果とインディカのリラックス効果を組み合わせたハイブリッドは、心地よいバランスを提供することがあります。リラックス、創造性の向上、痛みの軽減など、さまざまな用途に適しています。

成長特性

ハイブリッドは、成長特性においても多様性を持ちます。一部のハイブリッドは、室内栽培に適している一方で、他のハイブリッドは屋外での栽培に適しています。成長サイクルや樹高、葉の形状なども異なる場合があります。

個々の品種の識別

ハイブリッドは多様性があるため、個々の品種を識別するための専門的な知識が必要です。栽培者や研究者は、カンナビノイドプロファイルや成長特性を分析し、ハイブリッドの個性を理解する必要があります。

継続的な研究

研究によれば、ハイブリッドはカンナビノイド含有量やテルペンプロファイルなどの特性を調整するための有力な手段であるとされています。

ハイブリッドの特性は交配する親種の選択や遺伝子組み合わせによって異なります。ハイブリッド大麻に関する研究は進行中です。そのため具体的な特徴や効果は品種ごとに異なることに留意する必要があります。

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まとめ

この記事では、CBD成分の元になる、大麻草の主な品種について、それぞれの特徴をご紹介しました。

  • カンナビス・サティバ(Cannabis Sativa)
  • カンナビス・インディカ(Cannabis Indica)
  • カンナビス・ルーデラリス(Cannabis Ruderalis)
  • ハイブリット種

尚、CBDは大麻草から抽出される成分で様々な製品が販売されており合法です。
ただし、大麻は大麻取扱者でなければ所持し、栽培し、譲り受け、譲り渡し、又は研究のため使用してはならない。
と大麻取締法で規制されており違法です。


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